Ride Life Balance– category –
働くこと。暮らす場所。自由に走る時間。
現代の「ワークライフバランス」は、効率と最適化の中で窮屈になっていないだろうか。
このカテゴリでは、バイクを起点に「人生そのものをどう設計するか」を探っていきます。
東京を離れ、福岡に移住した僕が、走りながら再設計しているライフスタイルのかたち。
拠点をクラウド化し、所有を軽くして、移動と自由を最大化する暮らしの実験。
週末ライダーでは終わらせない、“ライドを軸に生きる”という選択。
バイクをただの趣味にしない。
バイクと生きる。その選択肢を、ここから描いていきます。
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鉄と鉄、風を挟んで
CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition。巨軀を駆り、呼子の海沿いを走った。 橋を渡る。その行為が、なぜこんなにも心を自由にするのか。橋の向こうに待っているものは、何でもない日常の延長線なのに、なぜか“越えた”という感覚が残る。 風の見える丘公園... -
三圏サークル理論でバイク好きが“住むべき場所”を本気で考える
この記事は、前回紹介した「三圏サークル理論」の続編です。 「どこを起点に走るか」は、ライダーにとって人生の選択を左右する。走りたい場所を追い求めてきた僕にとって、それは旅の話ではなく、暮らしの話になった。 前回紹介した「三圏サ... -
走るように暮らす|三圏サークル理論と僕のRIDE FIELDを紹介
住む場所を選ぶ、もう一つの基準 家賃、通勤時間、買い物の便利さ。多くの人が住む場所を決めるとき、こういった生活の合理性で判断する。でも、バイクと生きる人にとって、本当に大事なのはそこじゃない。 僕にとって住む場所とは、どこを走れるかで決ま... -
夕焼けに間に合う街ーー仕事終わりに叶う、バイクと暮らす自由
18時、ラップトップを閉じる音が今日の区切り。 帰宅後、仕事着を脱ぎ捨て、サッとジャケットを羽織り、キーをひねる。空はすでに茜に染まりはじめていて、もうすぐ陽が沈む。 目指すのは、糸島の海沿い。この街なら、まだ間に合う。 東京よりも、少し遅い... -
Ride Life Balance|バイクが暮らしの中心にあるという選択
「バイクが趣味です」と言うと、大抵の人は休日にツーリングを楽しむ姿を思い浮かべる。でも、僕にとってバイクは“日常の外側”にあるものじゃない。 むしろ、暮らしの中心にバイクを据えることで、仕事や住まい、時間の使い方までが変わり始めた。 東京で...
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